こんな疑問をお持ちではないでしょうか?

  • 資生堂エリクシールのリンクルクリームSを実際に使った人の口コミ評価は?
  • リンクルクリームSの成分には副作用などの危険性はないの?
  • ポーラのリンクルショットと資生堂のリンクルクリームSはどっちがおすすめ?

当記事ではこのような方に向けて、資生堂エリクシールのリンクルクリームSの特徴、実際に使用した感想や効果的な使い方、リンクルクリームSの主成分であるレチノールの副作用などの危険性、ポーラのリンクルショットとの比較などについてご紹介します。 

資生堂エリクシールのリンクルクリームSの特徴としわ改善効果

脚のむくみ女性

資生堂エリクシールのリンクルクリームSはしわを改善する効果が期待できると話題の新商品です。まずは、資生堂エリクシールのリンクルクリームSの特徴やしわ改善効果をご紹介します。

本格的なしわ改善化粧品・資生堂エリクシールのリンクルクリームS

2017年6月21日に新しく発売された資生堂エリクシールのリンクルクリームSは、日本で初めて厚生労働省から「有効成分純粋レチノールによる深いしわを改善する効能効果」の承認を得た医薬部外品です。

資生堂は、「シワを改善する薬用化粧品」を世に送りだすまでに30年に渡り、しわのメカニズムを徹底的に研究し、約5,400種の成分の中からしわを改善する新しい医薬部外品としての有効成分を探しあてたそうです。

資生堂では「最先端のしわ改善技術を多くの女性に届けて、女性本来の豊かな表情を解放したい」という想いから、「資生堂 表情プロジェクト」というプロジェクトで、レチノールを配合した商品開発を複数のブランドで進行中だそうです。

「資生堂 表情プロジェクト」は、篠原涼子さん、石田ゆり子さん、樋口可南子さん、真木よう子さん、宮沢りえさん、杏さんが登場するCMでもおなじみですよね。

資生堂エリクシールのリンクルクリームS「エリクシール シュペリエル エンリッチド リンクルクリームSS」はその「資生堂 表情プロジェクト」の記念すべき第1弾というわけです。

純粋レチノールのしわ改善効果の仕組み

資生堂の「エリクシール シュペリエル エンリッチド リンクルクリームSS」の主成分、純粋レチノールはしわを改善することが認められた初めての薬用有効成分だそうですが、どのような働きをするのでしょうか?

資生堂の研究により、しわは、加齢による表皮ヒアルロン酸量の低下や角質層の水分保持機能の低下、ターンオーバーの乱れなどから肌の潤いが不足し、肌が固くなることが原因であることがわかりました。

特に動きの激しい目元や口元には、表情じわができやすい部分です。

純粋レチノールは、表皮角型細胞でヒアルロン酸の産生を促進し、表皮内の水分量を高めて肌を柔軟にすることで、しわを改善する効果が期待できるそうです。

エリクシールのリンクルクリームSのしわ改善効果は実証済

資生堂は、純粋レチノールの新効能の取得のために、純粋レチノールを有効成分とした製品を用いた有効性試験を実施しました。

その結果、日本香粧品学会が定めた「新規効能取得のための抗シワ製品評価ガイドライン」にあるシワの評価基準に基づいた判定で、9週間でしわを改善する効果が認められたそうです。

上の写真を見ると、目尻の線状のしわや目の周りのちりめん状の小じわが明らかに改善され たことがわかります。

また、肌の色もワントーン明るくなった印象がありますね。

こちらは資生堂が公開している純粋レチノールの効果の説明動画です。

資生堂エリクシールのリンクルクリームSの口コミレビュー

脚のむくみ女性

資生堂エリクシールのリンクルクリームS、実は私も発売前から気になっていたので、発売と同時に購入して実際に使ってみました!

エリクシールのリンクルクリームSのパッケージ

こちらは、資生堂エリクシールのリンクルクリームSのパッケージです。

洗練された高級感のあるデザインですね。

裏面には、効果効能、薬用有効成分「純粋レチノール」についての説明、使い始めの開封方法などが書かれています。

リンクルクリームSの開封方法

パッケージから出して、早速使っていきたいと思います。

リンクルクリームSの容器は有効成分である純粋レチノールの安定性を守るために、酸素の侵入を防ぐ特殊容器になっています。

この容器までを含めて厚労省に承認されたそうですよ。

まずはキャップを外して、パッケージに書かれているとおりに、青いリングを外します。

青いリングを外すとこんな感じです。

リングを外したら、キャップを付けて、ギザギザが見えなくなるまで押し込みます。

ここまで押し込めたら、あとはキャップを再度抜けばOKです。

そうすると、先端からクリームが出るようになります。

リンクルクリームSの使用感は?

早速、エリクシールのリンクルクリームSを目元に塗ってみると、すっと伸びがよくて、しっとり潤う感じがしました。

やや重めのテクスチャーですが、ベタつかずに肌にすっとなじむ感じです。

香りは、パッケージには「心地よいアクアフローラルの香り」と書いてありましたが、かすかにいい香りがする程度です。

リンクルクリームSの使用方法は?

エリクシールのリンクルクリームSの使用法は、朝と夜のスキンケアの一番最後に小さなパール粒1コ分を指先にとって、目や口の周りなどのしわが気になる部分にやさしく乗せてなじませるだけでOKです。

ポイントは、スキンケアの一番最後に使うことと優しく乗せるようにしてなじませることです。

朝や日中に使用する場合には、リンクルクリームSを塗った後に紫外線カット効果のある日焼け止めなどを使用することが必要なので、忘れないようにしましょう。

初めて使用するときは、最初の2週間は2~3日おきに夜のみ使用して様子を見ながら、朝晩2回の使用に切り替えていくとよいそうです。

リンクルクリームSの主成分「レチノール」の副作用などの危険性

脚のむくみ女性

エリクシールのリンクルクリームSの主成分である純粋レチノールには副作用などの危険性がないのか心配という方もいらっしゃると思います。レチノールの安全性や副作用などについて説明します。

レチノールの副作用「レチノイド反応」とは?

レチノールはビタミンAの一種で、コラーゲン繊維に働きかけて肌にハリを与える作用があることが知られています。

しわだけではなく、肌のたるみ、しみ、目の下のクマ、ニキビ跡などにも効果があると言われています。

しかし、効果が高い一方で肌への刺激が強い成分でもあります。

レチノールを使い始めると

  • 肌がカサカサする
  • 肌に刺激を感じる
  • 肌に赤みやかゆみを感じる

などの副作用が生じる場合があり、これらの症状は「レチノイド反応」と呼ばれています。

「レチノイド反応」は1~2週間で治まることが多いようですが、敏感肌の場合は腕などでパッチテストをしてから使用した方がいいかもしれません。

過去に販売中止になったレチノール化粧品も

レチノールは2001年4月の薬事法改正前は0.075%までの配合しか認められていませんでしたが、薬事法改正後に配合上限が撤廃されました。

その後、レチノールを高濃度で配合した基礎化粧品が発売されましたが、中には皮膚障害などの副作用の報告が多く、販売中止になった商品もあります。

販売中止になったのは、製薬会社第一三共の子会社である「第一三共ヘルスケア」の「ダーマエナジー」というエイジングケア化粧品です。

「ダーマエナジー」は、発売直後から、肌のかゆみや赤み、腫れや発疹などのクレームが寄せられて、皮膚トラブルで医療機関を受診したというクレームが200件以上もあったとか。

中には、顔がパンパンに腫れた方や、瞼が開けにくいほど顔が腫れて、皮膚科で化粧品かぶれの域を超えていると言われた方など、深刻なケースもあったようです。

その原因は、 レチノールを高濃度で配合した「ダーマエナジー」の美容液「エッセンス パーフェクション」と「エッセンス パーフェクションM」であることが判明したというのです。

資生堂は医薬部外品として認められた唯一のレチノール配合化粧品

「ダーマエナジー」の副作用の話を考えると、資生堂エリクシールのリンクルクリームSも「ダーマエナジー」の美容液と同様にレチノールを使用しているので、副作用が心配ですよね。

ただし、資生堂は医薬部外品としての品質を保てるように成分を長期間安定させる技術を持ち、現時点では、しわの改善効果のある医薬部外品として厚生労働省に認められているのは資生堂エリクシールのリンクルクリームSだけです。

資生堂のエリクシールは愛用者も多い人気ブランドなので、安全性には十分に配慮されていると思います。

ですが、「ダーマエナジー」も販売元が製薬会社の子会社ということで、安心して使っていた方も多かったようなので、「資生堂だから安心」とは言い切れないかもしれません。

不安な方はパッチテストをしてから使うことをおすすめします。

資生堂のリンクルクリームSとポーラのリンクルショットの比較

脚のむくみ女性

エリクシールのリンクルクリームSって、ポーラのリンクルショットとどう違うの?どちらがしわに効果的なの?という疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。資生堂のリンクルクリームSとポーラのリンクルショットの違いを比較表にまとめてみました。

資生堂エリクシールのリンクルクリームSと、2017年1月に発売されて話題になったポーラのリンクルショットはどちらもしわの改善効果が認められた医薬部外品ですが、有効成分は異なります。

こちらは、資生堂エリクシールのリンクルクリームSとポーラのリンクルショットの有効成分、価格、容量、医薬部外品としての有効試験結果などの比較表です。

メーカー 資生堂 POLA(ポーラ)
商品名 エリクシール

シュペリエル エンリッチド リンクルクリームS

リンクルショット メディカル セラム
価格 6,264円 16,200円
容量 15g 20g
有効成分 純粋レチノール ニールワン(ポーラ独自の成分)
有効試験結果 9週間で目尻や目の周りのしわが改善 12週間で7割の方の目尻のしわが改善
発売日 2017年6月21日 2017年1月1日
「リンクルクリームS」公式サイト 「POLA」公式サイト

ポーラは「シワを作る酵素を阻害するニールワン」、資生堂は「ヒアルロン酸を顕著に増加させるレチノール+オリジナル容器」で厚生労働省から医薬部外品として承認されています。

ポーラのリンクルショットの有効成分である「ニールワン」は、好中球エラスターゼの働きを抑制し、シワを改善する4つのアミノ酸誘導体から成る成分で真皮成分の生成と分解のバランスを整えることによって、しわを改善するそうです。

資生堂のリンクルクリームSの有効成分の純粋レチノールは、表皮角化細胞でヒアルロン酸の産生を促進させて、表皮内の水分量を高めることで硬くなった肌を柔軟にして、しわを改善するので、ポーラのリンクルショットとは全く違うアップローチということになりますね。

有効試験では、資生堂は9週間でしわが改善されたのが認められているのに対して、ポーラは12週間かかっています。

効果の早さや価格の安さで選ぶなら、資生堂の方がいいかもしれませんが、レチノールの副作用が不安という方には「POLA」のリンクルショットがおすすめです。

まとめ

今回は、資生堂エリクシールのリンクルクリームSの特徴、実際に使用した感想、効果的な使い方、リンクルクリームSの主成分であるレチノールの副作用などの危険性、ポーラのリンクルショットとの比較などをご紹介しました。

この記事のまとめ

  • 資生堂エリクシールのリンクルクリームSは、厚生労働省から「有効成分純粋レチノールによる深いしわを改善する効能効果」の承認を得た医薬部外品
  • 純粋レチノールは、表皮角型細胞でヒアルロン酸の産生を促進し、表皮内の水分量を高めて肌を柔軟にすることで、しわを改善する効果が期待できる
  • レチノールは効果が高い一方で肌への刺激が強く、レチノイド反応と呼ばれる副作用もある
  • 資生堂のリンクルクリームSとポーラのリンクルショットは有効成分が異なる

資生堂エリクシールのリンクルクリームSについて詳しく知りたい方は公式サイトをご確認ください。