こんな疑問をお持ちではないでしょうか?
- リンパが詰まると健康に良くないって聞いたことがあるけど、どんな症状が出るの?
- リンパが詰まると病気になるって本当?
- リンパの流れを良くするためには、どんなことをすればいいの?
当記事ではリンパの役割、リンパが詰まる原因、リンパが詰まることによる症状や健康・美容上の弊害、リンパの流れを改善する方法などについて、まとめてみました。
リンパの役割とは?
リンパが詰まる原因やそのために起こる症状を知る前に、まずはリンパの役割についておさらいしましょう。
リンパ管は全身に張り巡らされていて、その中をリンパ液が流れています。
リンパは体内で不要になった老廃物などを回収して運ぶ「排泄機能」があります。
また、リンパにはもう一つ「免疫機能」という重要な役割もあります。
2つの役割について簡単に説明します。
排泄機能
通常、老廃物は静脈に取り込まれて心臓まで戻りますが、静脈に入りきらない老廃物などはリンパ管に流れ込み、リンパ液となります。
リンパ管に流れ込む老廃物には、体内で利用されなかった余分な糖分や脂肪、ウイルスなどの細菌、疲労物質である乳酸なども含まれます。
リンパには、これらの老廃物を回収し、体外に排出するという大切な役割があります。
免疫機能
また、リンパ節には、細菌などを濾過することで、全身に行き渡らないようにするフィルターのような役割があります。
リンパ節には、マクロファージ、リンパ球(T細胞、B細胞、NK細胞)という免疫に関わる細胞が存在します。
マクロファージは死んだ細胞を食べて処理する免疫細胞ですが、最近の医学的な研究では、死んだ細胞を活用して様々な免疫反応を制御していることが明らかになりました。
また、NK細胞(ナチュラルキラー細胞)はがん細胞を傷害する能力が高いことでも知られています。
つまり、リンパ節に存在するこれらの細胞は、ウィルスなどから体を守り、健康を維持するために大切な役割を果たしているということです。
リンパが詰まる原因
排泄機能や免疫機能という大切な役割を持つリンパですが、現代人はリンパが詰まりやすいと言われています。なぜ詰まりやすいのか原因を調べてみました。
リンパは周辺の筋肉の収縮により、ゆっくりと流れています。
血管には心臓というポンプのような役割を果たすものがあるため流れが滞ることはありませんが、リンパにはポンプ役が存在しないため、些細なことが原因で流れが滞ってしまいます。
リンパが詰まる原因としては、運動不足、ストレス、睡眠不足などの不規則な生活などが知られています。
また、骨盤の歪みもリンパを詰まらせる原因となると言われています。
運動不足、ストレス、不規則な生活はどれも現代人の多くが抱えている問題なので、現代人はリンパが詰まりやすいんですね!
リンパが詰まることによる症状や弊害
リンパが詰まることによって、どのような症状や弊害が起こるのでしょうか?
リンパが詰まることによる症状
リンパが滞ると体内の老廃物や余分な水分が排出されなくなり、免疫機能も低下します。
そのため様々な頭痛、肩こりなどの身体の不調などの症状が出てきます。
免疫機能の低下により、風邪やインフルエンザにかかりやすくなり、治りも遅くなると言われています。
また、リンパ液には「アルブミン」という疲労物質を取り除く成分が含まれているのですが、リンパの流れが悪いと「アルブミン」の働きが悪くなり、疲労物質が体に溜まるため、疲れを感じやすくなります。
美容上の弊害も!
リンパが滞ると美容上の様々なトラブルが発生するようになります。
美容上の問題としては、肌荒れ、肌のくすみ、シミ、シワなどの肌トラブルや、脚痩せの大敵と言われるむくみ、セルライトなどが知られています。
リンパは重力の影響を受けやすいため、足などの心臓から遠い下の部分にリンパ液が溜まりやすくなる傾向があります。
特に、立ち仕事、座り仕事などで長い時間同じ姿勢をとると筋肉の収縮がないため、脚がむくみやすくなります。
また、脚のむくみは冷えやセルライトの原因となると言われています。
そのため、モデルなど美意識の高い女性は、リンパマッサージを行うエステなどに通う方が多いようです。
リンパの流れを改善する方法
リンパの詰まりは、健康にも美容にも大きな問題を起こすようですね。リンパを詰まらせないためにはどうすればいいのでしょうか。
自分でリンパマッサージをする
現代人はストレスや運動不足などの問題を抱えている人が多く、日本人の約9割はリンパが詰まっているとも言われています。
基本的な対策はこちらです。
- 日常的に適度な運動をする
- 質の良い睡眠を十分取る
- ストレスをためない
しかし、仕事や日常生活で忙しいとなかなか実践できないですよね。
リンパは心臓のようなポンプ機能がないため、流れを改善するためには外からの刺激が効果的だと言われています。
リンパの流れに沿ったリンパマッサージをすることで、リンパの流れを改善し、老廃物を正常に排出できるようになります。
自分でリンパマッサージをする場合は、鎖骨リンパ節、膝窩リンパ節などのリンパ節の位置を正しく知り、リンパの流れに沿ったマッサージを習得する必要があります。
ホットヨガ「LAVA」で大人気の「リンパ+ヨガ」のクラスでは、自分でできるリンパマッサージを教えてもらえて、リンパ節の位置やマッサージの方法も学べるので、おすすめです。
私も「LAVA」の「リンパ+ヨガ」を体験しましたが、終わった後は体中がスッキリ軽い感じがしましたよ!
着圧ストッキングを使用する
もう一つ、外からの刺激でリンパの流れを改善するのに有効だと言われているのは、弾性ストッキング・着圧ストッキングの使用です。
弾性ストッキングは、足首から大腿部へ段階的に圧をかけることにより、下肢静脈血流を促進する作用があると言われています。
医療の現場でも、リンパ浮腫の改善や下肢静脈瘤の予防のために弾性ストッキングが使用されます。
こちらの記事では、着圧タイプのレギンスと入浴の水圧が相乗効果となって、簡単に脚のリンパの流れを改善することで大人気のレギンス入浴についてご紹介しています。
プロのリンパマッサージを受ける
自分でリンパマッサージをしようとしても、正しい知識やテクニックが不足していたり、体の背面など、自分ではマッサージしずらい部分があったりするため、効果的にリンパの流れを改善できない場合も多いようです。
やはりリンパ節の位置やリンパマッサージの手技を習得したプロによるリンパマッサージを受けるのが効果的ではないでしょうか。
プロによるリンパマッサージを受けたい方には、アーユルヴェーダなど、手技による施術を得意とする「ヴァン・ベール」がおすすめです。
「施術後は非常に身体が軽くなり、1週間経っても肩のコリや脚のむくみが以前よりも溜まりにくくなった」など、効果を実感したという口コミが多いエステです。
効果が持続するので、2~3週間に1回など定期的に通い、普段は自分でマッサージすることにより、リンパの流れがよい状態を維持できるかもしれません。
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「ヴァン・ベール」の口コミなどはこちらの記事でご紹介しています。
リンパが詰まることによる症状・改善策まとめ
今回は、リンパの役割、リンパが詰まる原因、リンパが詰まることによる症状や健康・美容上の弊害、リンパの流れを改善する方法などについてご紹介しました。
この記事のまとめ
- リンパには体内で不要になった老廃物などを回収して運ぶ「排泄機能」とウィルスなどから体を守り、健康を維持するために大切な「免疫機能」という役割がある
- リンパが詰まる原因としては、運動不足、ストレス、睡眠不足などの不規則な生活などが知られている
- リンパが滞ると体内の老廃物や余分な水分が排出されなくなり、免疫機能も低下するため、 風邪やインフルエンザにかかりやすくなる
- 美容上の問題としては、肌荒れ、肌のくすみ、シミ、シワなどの肌トラブルや、脚痩せの大敵と言われるむくみ、セルライトなどが知られている
- リンパには心臓のようなポンプの役割をするものが存在しないため、リンパの流れを改善するためにはリンパマッサージや弾性ストッキングの使用などの外的な刺激が効果的
- 自分でリンパマッサージをしたい方には、正しいリンパマッサージの方法が学べるホットヨガ「LAVA」で大人気の「リンパ+ヨガ」がおすすめ
- 着圧タイプのレギンスと入浴の水圧が相乗効果となり、簡単に脚のリンパの流れを改善することで人気のレギンス入浴もおすすめ
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