こんな悩みや疑問をお持ちではないでしょうか?
- 生理前から生理中にかけてのむくみがひどくて気になる
- 生理中にむくみがひどくなり原因と解消法を知りたい
- 生理中のむくみ解消法やむくみに効く食べ物などを知りたい
当記事ではこのような方に向けて、生理前から生理中にかけてのむくみの原因や解消法、生理中のむくみ解消に効果的な食べ物などについて、まとめてみました。
生理周期によるむくみの原因となる女性ホルモン
生理前から生理中にかけて、むくみがちになるのは女性共通の悩みです。生理周期によるむくみの原因となっている女性ホルモンについて説明します。
生理前になると、むくみがちになったり、体がなんとなく重く感じたりするのは、女性ホルモンの影響によるものです。
女性ホルモンには、プロゲステロン(黄体ホルモン)とエストロゲン(卵胞ホルモン)の2種類があります。
生理前のむくみの原因となるプロゲステロン(黄体ホルモン)
プロゲステロン(黄体ホルモン)は、妊娠に備えるためのホルモンです。
受精卵が着床しやすいよう子宮内膜を柔らかくするなどの働きがあります。
このプロゲステロンは、体内に水分を貯め込もうとする働きもあるため、プロゲステロンの分泌量が増える生理前からは、おなかを中心にむくみが発生しやすいと言われています。
女性らしい体を作り、代謝を良くするエストロゲン(卵胞ホルモン)
エストロゲン(卵胞ホルモン)は、女性らしい体を作るホルモンです。
妊娠に備えて子宮の内膜を厚くするなどの働きがあります。
この卵胞ホルモンは体内の新陳代謝を促進する作用があると言われています。
肌のターンオーバーを整えたり、肌に潤いを与えたり、コラーゲンの生成を促進させたりする作用もあるため、「美肌ホルモン」とも呼ばれています。
生理周期によるむくみはいつからいつまで続くの?
生理前に起こるむくみの期間
生理前(特に生理の10~12日前)は、黄体ホルモンの分泌が増えるため「黄体期」と呼ばれています。
黄体ホルモンの分泌量が増えることにより、水分の排出が行われにくくなり、むくみが起こりやすくなると言われています。
多くの女性が生理前にむくみがちになるという悩みを持つのは、黄体ホルモンによる影響なのです。
この時期、むくみがちになるのは自然なことなので、あまり気にしなくても大丈夫です。
生理中のむくみの期間
生理中(月経期)は、黄体ホルモンと卵胞ホルモンの両方の分泌が少なくなります。
黄体ホルモンと卵胞ホルモンの分泌量がともに減るため、体中の血行が悪くなり、代謝が下がると言われています。
そのため、生理中は体内の水分が排出されにくくなり、むくみが起こりやすくなると言われています。
生理周期によるむくみは、生理の10~12日前から生理が終わる頃まで続きます。
むくみを悪化させないためには、塩分の摂取を控えめにするとよいでしょう。
生理によるむくみ解消におすすめの食べ物
生理によるむくみを解消するために効果的な食べ物もあります。生理によるむくみ解消に効果的な食材やおすすめメニューをご紹介します。
生理によるむくみに効果的な食材
卵胞ホルモンとよく似た働きを持つ成分として、知られているのが大豆イソフラボンです。
この大豆イソフラボンを豊富に含む食材は、豆乳、納豆、味噌、豆乳などの大豆食品です。
大豆イソフラボンを含む食べ物を生理前に食べることで、生理前に分泌量が減少する卵胞ホルモンを補うことにより、体内への水分の過剰な溜め込みを防ぎ、むくみ解消にも効果的と考えられています。
豆乳については、生理前1週間に毎日豆乳を1パック飲むという「豆乳ダイエット」が話題になりましたね。
生理によるむくみに効果的なバナナスムージーの作り方
明治アミノコラーゲンが動画で紹介していた、生理によるむくみに効果的なバナナスムージーの作り方をご紹介します。
大豆イソフラボンを豊富に含む豆乳に、むくみ解消に効果的と言われるカリウムを豊富に含むバナナとイソフラボンを豊富に含むきな粉を加えた最強のむくみ解消メニューだと思います。
「豆乳ダイエット」に興味があるという方は、生理前1週間の朝食メニューとしてもおすすめです。
【1人分の材料】
- バナナ 1/2本
- 豆乳 1/2カップ分
- はちみつ 小さじ1
ここから下の材料はなくてもOK - (きなこ 大さじ2)
- (すりごま 大さじ1)
- (アミノコラーゲン スプーン1杯)*
【作り方】
- バナナを適当な大きさにカットします。
- 材料をすべて入れてミキサーにかけます。
バナナスムージーの作り方の動画はこちらです。
生理前から生理中にかけてのむくみの原因や解消法まとめ
今回は、生理前から生理中にかけてのむくみの原因や解消法、生理中のむくみ解消に効果的な食べ物などについて、ご紹介しました。
この記事のまとめ
- 生理前は黄体ホルモンの分泌量が増えることにより、むくみやすくなる
- 生理中は黄体ホルモンと卵胞ホルモンの分泌量がともに減るため、血行が悪くなり、むくみやすくなる
- 生理周期によるむくみを解消するために効果的な食べ物は大豆食品
大豆イソフラボンを豊富に含む豆乳とむくみ解消に効果的と言われるカリウムを豊富に含むバナナは、生理周期によるむくみを解消するために効果的な食材です。
今回はスムージーをご紹介しましたが、単品で食べてもOKなので、生理周期によるむくみを解消したいという方はぜひ試してみてください。
毎日バナナを食べたりスムージーを作るのが面倒だなっていうのであれば、サプリメントでカリウムを摂取するっていう方法が一番楽にできます。